神社
県道392号新城引佐線で弁天橋に至る手前のカーブで鳥居が見えます。内井道の厳島社です。空堀のような参道を通ると、トトロの世界に入っていきそうです。神前の灯籠は破損が激しいものばかりです。天明5年(1785年)の銘があります。自然石を穿った手水鉢がな…
永明庵跡のある東陽小学校のプール脇に「霊感あらたかな琴森稲荷」の看板があり、山の中に続く細い道が見えます。数年前までは登り口にも真っ赤な鳥居があり、お稲荷さんがあることが明確でしたが、古くなって危険だったのか、現在は撤去されています。ジグ…
大野の旧街道を進むと、たくさんの花が咲いている一角があります。そこに「不二庵跡」「瑞穂稲荷」と書かれた看板があります。花だけでなく、立派な枝ぶりの松もあります。手入れも行き届いています。曲がってみると「庚申石仏」の文字も。期待が膨らみます…
長篠城のすぐ北側にある大通寺に、城薮稲荷という小さなお社があります。元は長篠城鎮守の稲荷のお使い、おとら狐を祀ったものです。長篠・設楽原の戦いの後、稲荷の本社は城と一緒に新城に移ったようですが、元の稲荷は末社として城内に残されました。しか…
国道151号線バイパスを走っていると、いつも気になる建物があります。地元の人にはネズミ捕りの場所として知られている場所ですが、民家ではないようです。気になるのはこの小さな建物です。どう見てもお堂かお社です。でも道からは何も見えません。「こんに…
鳶ヶ巣山砦の中心地には、車でも行くことができます。何台も停められる広めの駐車場から300mほど歩きますが、その途中に金刀比羅神社があります。神社といっても白木の鳥居と石碑があるだけで、新城市誌にも神社庁の一覧にも載っていません。石碑の裏面には…
井道地区を散歩していたら、広場に真っ赤な鳥居を見つけました。井道のお稲荷様です。元々はもう少し豊川に近い丘の上にあったそうです。子どもの夜泣きがひどく、占いで荒れ果てたお稲荷様をきちんと祀れば良いと出たので、ここに移し、社を建てたそうです…
大入川と県道392号線が分かれていくあたりに舟着小学区に多い日吉神社があります。創建は明らかではありませんが、過去の棟札や検地帳に六所大明神宮、白山権現社、山王権現社、伊豆権現社など様々に記載され、祭神がどんどん変わっているのが分かります。明…
大入川と県道392号線が分かれていくあたりに舟着小学区に多い日吉神社があります。創建は明らかではありませんが、過去の棟札や検地帳に六所大明神宮、白山権現社、山王権現社、伊豆権現社など様々に記載され、祭神がどんどん変わっているのが分かります。明…
東新町駅から桜淵公園へ続く道から一本外れた細道、最勝院への参道脇に小さな秋葉神社があります。鳥居も狛犬もなく、常夜燈がなければ気づかないかも知れません。しかも境内は貸駐車場として使われています。筆者は個人的にこの扁額の文字が大好きです。脇…
別所街道沿いに乗本の舟多神社があります。道よりも少し高い場所にあるので、運転していると気づかないかも知れません。創建ははっきりしないそうですが、昔は諏訪神社と呼んでいたそうで、明治から舟多神社と改称したそうです。境内より一段下にある大神宮…
永住寺の弘法堂と繋がった建物に「夢栄殿」の扁額が掲げられています。ナビの地図では夢栄稲荷、国土地理院の地図では夢栄神社となっています。永住寺と合わせた境内の配置は豊川稲荷と同じです。扁額の独特の文字が、夢っぽくていいですね。屋根の上には瓦…
新城市内から新城橋を渡った所に庭野神社という立派な神社があります。境内の由緒書きによると、創建は明らかではなく、古くは国津天神と呼び、大室神を祀っているそうですが、筆者は勉強不足のため、大室神がどんな神様なのか知りません。よく整備された明…
新城市内から新城橋を渡った所に庭野神社という立派な神社があります。境内の由緒書きによると、創建は明らかではなく、古くは国津天神と呼び、大室神を祀っているそうですが、筆者は勉強不足のため、大室神がどんな神様なのか知りません。よく整備された明…
倒壊の危険があるからと心配され、長年その解体について議論されてきた、宗高地区の樋場(とよば)稲荷。今年度、隣接する家屋の解体作業のために樹木を伐採しなければならなくなり、これを機にと拝殿の解体が決定しました。シルバーウィークの最終日、近くの…
151号線にパイバスができ、車通りが減った別所街道からほんの少し外れたところに大當峯(おおとうみね)神社があります。創建についてはよくわかりませんが、安永元年に社殿が再建されたと棟札に書かれているそうです。街道の曲がり角にあるためか、社殿と石段…
以前紹介した西田原の総持院の参道脇の高いところに、小さな社があります。真っ赤な社まで階段が続き、6畳ほどの境内地に立派な石燈籠と社、二つの石碑があります。石碑には金毘羅さまと山神さまの文字が刻まれています。社には文字が見当たらず、何が祀られ…
野郷にまだ訪れていない神社があると知り、早速探しに行きました。しかし、場所もよくわからず、野郷をうろうろ。諦めかけたときに、幟を立てる石の台を見つけて脇道に入りました。これ以上行くと危ないかもと思って引き返しました(実際は相寺へ抜けられるそ…
明和から巴湖を越えて岡崎へ抜ける市の境目に小さな鳥居があります。住所としては岡崎市千万町町なのでしょうが、昭和61年の作手村制施行八十周年記念誌「つくで」にも掲載されているので、巴山山頂の白髭神社を訪れてみました。車を停めてしばらく登山道を…
作手の地図を何となく眺めていたら、黒瀬に開拓神社の文字を見つけました。25番目の神社に早速出かけます。写真のように長い坂道を登ります。車を停めて200mくらいでしょうか。お社が一つあるだけで、鳥居も狛犬もありません。一体どんないわれがあるのかと…
Aコープの裏、田んぼが広がる中にこんもりとした森が。これは何かあるという勘が働きます。よく見ると木製の小さな鳥居があります。神社巡りでは見落としていましたが、ここには八幡神社があります。米福長者が酒糟を捨てた糟塚とも呼ばれますが、ここは作手…
愛知県神社庁のホームページによると、木和田に白鳥神社が二つあり、ナビ上では同じ神社を指しました。しかし、記載されている住所が間違っているということに気づきました。徳衛の方は大和田地区です。さっそく訪問してみました。巴川沿いの高台にひっそり…
八幡様が続きます。中河内の八幡宮です。写真ではわかりにくいですが、とても新しい建物で、拝殿前には屋根がつけられ、雨に濡れることもありません。二つの灯籠があるのですが、左右で形が違うのは、作られた年代が違うのでしょうか。鳥居の足元に何故か小…
301号線からも鳥居がよく見える、川合の八幡神社です。まだ新しい鳥居と狛犬が迎えてくれます。拝殿前にお賽銭箱がなく、石段前にゲゲゲの鬼太郎の妖怪ポストのようなお賽銭箱があるのが印象的です。八幡様は弓矢の神様、転じて武芸の神様として信仰を集めて…
作手の神社巡りもあと三社となりました。今回は赤羽根の氏神社、天神社です。天・神社ではなく、天神・社。祭神はもちろん天神様、つまり菅原道真です。通例として天満宮と呼ぶことが多いですね。天満宮といえば大宰府天満宮や北野天満宮が有名ですが、筆者…
保永中山の貴舩神社です。京都貴船(きぶね)にある貴船(きふね)神社が有名ですが、水の神様のため、濁らず「きふね」と読むのが通例です。「貴船」を社名に持つ神社は、貴舟神社、貴布祢神社、貴布禰神社、木船神社、木舟神社、貴舩神社、貴船社などとも表記…
雨の中でしたが、神社巡りの続きに出かけました。元協和小学校すぐ裏には、兒(ちご)神社があります。小学校の裏に「兒(児の旧字体)」とは面白いです。児神社といえば小牧が有名です。祭神が子どもなので、子宝、妊婦の安全にご利益があるそうです。ここの神…
次に訪れたのは、岩波の八柱神社です。八柱とは八王子ともいい、牛頭天王と頗梨采女の間に生まれた8人の王子を祀ったものです。神様は一柱、二柱と数えるので、八柱ですね。東京の八王子市も語源は同じです。こちらの狛犬は、糸状の苔が体に生え、まるで獣の…
鴨ヶ谷の白鳥神社です。作手に十一社あるという白鳥神社の最後です。鳥居から続く石段が神秘的な雰囲気でした。拝殿と本殿は神社的な建築ではなく、一見住居や公民館のような建物でした。ここの住所は鴨ヶ谷字門前。神社のすぐ横には甘泉寺への石の門があり…
守義のバス停横にある白鳥神社です。ここが作手で一番北にある神社です。境内には老人憩いの家もありました。こちらの狛犬は頭部が大きく、力強い印象でした。風化が進んでいますが、一部に彩色が残っています。何度か塗り直しをしたものでしょうか。灯籠に…