国道151号線バイパスを走っていると、いつも気になる建物があります。地元の人にはネズミ捕りの場所として知られている場所ですが、民家ではないようです。
気になるのはこの小さな建物です。どう見てもお堂かお社です。でも道からは何も見えません。
「こんにちは」と声をかけながら奥に入って行きましたが、やはり民家ではなく、杉山西部集会所でした。
どこにも何も書かれていないので格子の間から覗かせてもらいました。集会所から建物への飛び石もありました。
中は大きく三つに分かれていて、一番左側には閉じられた神棚がありました。真んには秋葉様のお札が納められていました。
右側には
諏訪大社のお札が納められていました。
天井の梁には
破魔矢も納められています。お社の隣には小さな祠もあります。
結局ここが何なのかは分からず、後で図書館で調べてみました。千郷村誌にも記載がなかったのですが、目の前の新城バイパスが1980年代にできる前の地図には「諏訪社」とだけ書かれていました。おそらく工事により少し移動、建て直しをしたものだと思います。