新城探訪記〜山の湊新城の神社・お寺

大好きな町、山の湊新城をご紹介。神社、お寺、石造物が中心になるのかな。有名なところはすっ飛ばして、コアなところばかりかもしれません。

旧細川小学校跡・細川

秋葉街道沿いに旧細川小学校の跡が残されています。
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明治6年、一色に第二大学内第九中学区第二十六番小学一色学校(長!)が開校。細川は通学が困難なため、天白神社で授業を開始したそうです。その後、何度も名前が変わりながら、などの校舎新築でこの地に移動してきました。昭和51年に閉校し、東陽小学校に統合されました。
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広いグラウンドが残り、木陰にはベンチもあります。
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統合記念碑がある辺りに、以前は二宮金次郎像があったらしいです。
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職員室などがあった本館はそのまま残されています。この裏には川が流れていて、そこで水泳もしていたようです。

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中は以前は地域の公民館として使われていたようで、「婦人部」などの表示がありました。廊下には閉校時の写真や、児童の版画もそのまま残っています。
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校訓や県から学校給食で表彰された賞状も残っています。
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たまたま散歩していた地元の方がお話をしてくれました。現在の細川会館に教室があり、空き地になっているところには講堂があったそうです。
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人口の少ない集落だけれど、山を持っている人が多く、お金があったので立派な学校を造れたそうです。教員住宅もあったそうです。

鹿かつらと地蔵堂・細川

秋葉山常夜灯の隣にある小さなお堂は、鹿かつら地蔵堂と呼ばれているそうです。
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昔この辺りは鹿鬘村と呼ばれ、この近くには氏神として熊野社が祀られていたそうです(現在は天白神社に合祀)。このお堂は大野の豪族鈴木喜三郎が500年ほど前に建てたものです。
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お堂はとても整備されていて、中には彩色されたお地蔵様と、如意輪観音様が祀られていました。
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明治期の棟札も納められています。
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川向こうには細川広見のバス停があります。
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お堂側には鉄パイプで作られた待合もあります。
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この近くに別宅を持っていた喜三郎が、裏山に猟に出掛け、頭にかつらのような白い毛を被った鹿を射止め、その供養のためにこの地蔵堂を建てたと伝わっています。他にもいくつかの説がありますが、どれにも鹿が関わっています。この帰り道に、偶然カモシカと出会ったのは、何かを暗示しているのでしょうか。

秋葉山常夜灯・細川

秋葉街道沿と音立川が並行する細川広見のバス停の川向こうに墓地があり、秋葉山常夜灯も立っています。
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高さと傘のバランスの良い堂々とした常夜灯です。
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火袋は比較的小さめで、現在は使われていないようです。
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明治の銘がある、比較的新しいものです。
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この隣にある小さなお堂はお地蔵様を祀っているものです。詳しくは別記事で。

虚空蔵堂・細川

睦平から細川に入ってすぐの道沿いにあるお堂。
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天和2年(1682年)の棟札に大野の大工が建築し、施主9人の名前と現世安穏、子孫繁栄、後生善所と書き記されています。
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虚空蔵菩薩様の姿を見ることはできませんが、堂内に真言らしきものが貼られているのが見えます。

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お堂の前の灯籠は左右違うタイプのものが建てられています。

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小さなお堂にしては瓦などがとても豪華です。元々ここには神仏混淆の形で若宮が祀られていたそうですが、明治の神仏分離により、細川村の氏神を天白社に合祀したので、虚空蔵菩薩様だけがここに残っているようです。堂内には10枚ほどの絵馬があり、そのうち6点がナマズやウナギの絵馬だそうです。これは虚空蔵菩薩様の使いがウナギなので、絵馬を献上して祈願すると願い事を叶えてくれるそうです。

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お堂の前にある百日紅がしっかり刈り込まれていました。枝が伸びて花が咲く頃にまた来てみたいです。
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睦平の六地蔵・睦平

秋葉道を睦平から細川へ行く途中、道路脇の墓地の横に六地蔵様が並んでいます。「延命ぽっくり地蔵」と書かれた赤い幟が目印です。
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真新しい涎かけの赤も眩しいお地蔵様たちは、それぞれが担当されている六道の文字が頭の上に刻まれています。
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中でも人間道を担当される維楽地蔵菩薩様は地元で「ぽっくり地蔵」と呼ばれ、延命にも御利益があるようです。
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お地蔵様たちの両側には、様々な石造物もあります。三界萬霊塔は旧鳳来町内最古だそうです。

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秋葉山常夜灯・睦平

睦平の公会堂の横に、道路からは一瞬しか見えない常夜灯があります。
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目の前には睦平のバス停があります。
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細身ですが堂々としたかっこいい姿をしています。
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前面には「秋葉山 夜燈」とあります。「常」の字はないんですね。

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火袋はおそらく後年交換されたものでしょう。現在は灯りを入れていないようです。

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銘は文政2年ですから、1819年のものです。

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周りの緑や、公会堂の屋根の苔が、常夜灯にとてもマッチしています。

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八坂神社・睦平

祭神は建速須佐之男命伊邪那美命、大屋毘古之命の三柱。元々睦平は六郎貝津と下平のニ村からなり、大野の総社明神(現在の大野神社)を氏神としていました。しかし、遠く不便なため、延宝9年(1681年)に分霊勧請してそれぞれが天王社を建てました。更に明治元年(1868年)にそれぞれ八坂神社と改称、明治5年(1892年)の両村合併で、下平の八坂神社に合祀されました。更に明治42年境内社の熊野社(嘉永元年創建)と荒魂神社(元禄4年創建)を本社に合祀しました。
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牛頭天王と彫られた灯籠には明和の銘があります。
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彫りの深い秋葉山灯籠には寛政10年の銘があります。
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拝殿にぶら下げられたこの陶器は何なのでしょうか。不勉強で申し訳ありません。

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大正時代の狛犬は青い目をしています。

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鳥居の横には石段があり、登ると社殿の横に出ます。何かが祀られていた台座だけが残っていました。比較的新しいので、これから祀り直すのかもしれません。

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神社の前を流れる真立川には桜の花びらが散らされてとても綺麗でした。4月11日の訪問ですが、鶯も鳴いていました。
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隣には睦平の公民館があるので、駐車には困りません。
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すぐ近くには「八坂神社前」のバス停があり、トトロがいました。
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静かな集落の静かな神社。心が洗われました。