日吉神社・吉川

大入川と県道392号線が分かれていくあたりに舟着小学区に多い日吉神社があります。

創建は明らかではありませんが、過去の棟札や検地帳に六所大明神宮、白山権現社、山王権現社、伊豆権現社など様々に記載され、祭神がどんどん変わっているのが分かります。

明治元年に日吉神社と改称し、大山咋命、猿田彦命を祀っています。他にもいくつかの神様を合祀しています。

境内は整備され、外から見るよりも明るい場所となっています。燈籠の苔がふわふわの帽子のようでした。

本殿前のこちらの燈篭は宝暦期の銘があります。

覆殿は簡素な作りで、本殿や末社の檜皮葺きがよく見えます。

境内末社も綺麗に祀られています。

本殿裏の高いところにはお稲荷様の祠もあり、そこまでの参道も綺麗に保たれています。

この地域の人たちにとって、この神社がいかに大切な場所であるかが、しっかりと伝わって来ました。