井道地区を散歩していたら、広場に真っ赤な鳥居を見つけました。井道のお稲荷様です。
元々はもう少し豊川に近い丘の上にあったそうです。子どもの夜泣きがひどく、占いで荒れ果てたお稲荷様をきちんと祀れば良いと出たので、ここに移し、社を建てたそうです。また、意に沿わない嫁入りをさせられる花嫁を神隠しにして助けたという伝説もあります。
お稲荷様の隣には庚申様や青面金剛碑、山神などが祀られています。
自然石を使った珍しい形の石燈籠もあります。上部に無理矢理火袋をつけたようにも見えます。
かなり風化して読み取れませんが、「葉」の文字だけが見えるところから、秋葉燈籠だと思われます。
私が勝手に想像するに、元々は
秋葉権現の石碑と石燈籠があり、竿の部分が破損していたためによく分からずくっつけてしまったのではないでしょうか。傘の部分はおそらくコン
クリートの板です。