2024-01-15 平吉大明神・内井道南 厳島社の鳥居を潜ると、すぐ右の足元に石碑があります。今は草木に覆われていて、気をつけないと見過ごしてしまいます。これは平吉大明神と言って、昔かさの病気(天然痘のことか?)で亡くなった人が祀られているそうです。この神様に「かさで難儀してますから、治してください」とお願いすると助けてくれるそうです。明神は神仏習合での神様ですので、平吉さんはまさに「神様、仏様、平吉様」ですね。『新城昔ばなし365話』という本に載っている写真では左側に「奉納 丑年の女」と彫られていて、字体も少し違うので、後年建て直されたものだと思います。裏面にも年代を表す銘などは見当たりませんでした。