巴山白髭神社・千万町
明和から巴湖を越えて岡崎へ抜ける市の境目に小さな鳥居があります。住所としては岡崎市千万町町なのでしょうが、昭和61年の作手村制施行八十周年記念誌「つくで」にも掲載されているので、巴山山頂の白髭神社を訪れてみました。車を停めてしばらく登山道を歩きます。自由に使える杖もありました。
ここは石碑自体が御神体であるという珍しい神社です。ハイキングコースの休憩所のそばに簡素なお社があります。
しかし、ここで一番大事なのは分水嶺です。この地から豊川、矢矧(矢作)川、男川の三つの河に水が分かれていくことから、この地方を三河と呼ぶようになりました。「三河」の語源なのです。それぞれの川の名が彫られた三角柱が御神体の脇に鎮座しています。
※別ブログより転載