県道392号新城引佐線で弁天橋に至る手前のカーブで鳥居が見えます。内井道の厳島社です。
空堀のような参道を通ると、トトロの世界に入っていきそうです。
神前の灯籠は破損が激しいものばかりです。天明5年(1785年)の銘があります。
自然石を穿った手水鉢がなんともかっこいいです。
創建は不明ですが、地頭の菅沼氏によって崇められていたようです。社殿腐食で菅沼氏によって宝永2年(1705年)に改修されたそうです。
御祭神は多紀理比売命、田寸津比売命、市杵島比売命の
宗像三女神。市杵島比売命が弁天様と同一とされ、ここから近くの橋が弁天橋と名付けられました。
県道側の樹木は伐採されているため、社殿の側面はよく見えます。塗装も新しく、大切にされているのが分かります。
社殿裏には古い石垣や
庚申塔がありました。
祠には何が祀られているのでしょうか。なぜか中には古いTシャツのようなものが入っていました。