新城探訪記〜山の湊新城の神社・お寺

大好きな町、山の湊新城をご紹介。神社、お寺、石造物が中心になるのかな。有名なところはすっ飛ばして、コアなところばかりかもしれません。

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

福住寺の大銀杏・宗高

平井の宗高地区には、福住寺の大銀杏があります。隣の楠と背比べするかのように育った木は、樹齢どらくらいなのでしょうか。現在は国道151号線がバイパス化し、旧道沿いのこちらは地元の人しか通りませんが、みんな毎日楽しみにしているでしょう。境内には黄…

城薮稲荷・長篠

長篠城のすぐ北側にある大通寺に、城薮稲荷という小さなお社があります。元は長篠城鎮守の稲荷のお使い、おとら狐を祀ったものです。長篠・設楽原の戦いの後、稲荷の本社は城と一緒に新城に移ったようですが、元の稲荷は末社として城内に残されました。しか…

諏訪社・杉山

国道151号線バイパスを走っていると、いつも気になる建物があります。地元の人にはネズミ捕りの場所として知られている場所ですが、民家ではないようです。気になるのはこの小さな建物です。どう見てもお堂かお社です。でも道からは何も見えません。「こんに…

秋葉燈籠・大宮

国道151号線バイパスから大宮の交差点を南に少し下ったところに秋葉燈籠と小さなお堂があります。南を向いているのですが、すぐ隣に大宮大坪組公会堂があるため、いつも暗くてよく見えない場所です。朝、そこを通ったので立ち寄ってみました。秋葉燈籠は、破…

鳶ヶ巣山砦への道・乗本

鳶ヶ巣山砦へは、徒歩と車では道が違います。車で行く場合は本久集会所の横を通って登って行きます。安居院の横を通って行きます。砦への道ですから、こんな細い場所もあります。普通車でも可能ですが、軽自動車をお勧めします。しばらく進むと少し開けた場…

鳶ヶ巣山砦・乗本

長篠・設楽原の戦いにおいて、勝頼の叔父武田信実が陣を敷いた鳶ヶ巣山は、標高150m、長篠城を豊川を挟んで見下ろす位置にあり、信長本陣茶臼山をも見通せる位置です。天正3年(1575年)5月21日未明、酒井忠次率いる約4000名の奇襲部隊がこの鳶ヶ巣山砦と近く…

安居院(大日堂)・乗本

鳶ヶ巣山砦に向かう途中、とても長めの良い場所に大日堂と呼ばれる建物があります。正式には大日山安居院と言います。坂道にあるのであまり広くはない境内ですが、石仏や供養塔などがたくさん並んでいます。火袋の無くなってしまった石燈籠は、宝暦5年(1755…

金刀比羅神社・乗本

鳶ヶ巣山砦の中心地には、車でも行くことができます。何台も停められる広めの駐車場から300mほど歩きますが、その途中に金刀比羅神社があります。神社といっても白木の鳥居と石碑があるだけで、新城市誌にも神社庁の一覧にも載っていません。石碑の裏面には…

武田軍陣地跡の幟旗・新城市乗本・長篠

令和5年の大河ドラマ「どうする家康」に向けて地域を盛り上げようと、長篠城址周辺の武田軍の陣地跡3ヶ所に幟を立てました。一つ目は武田信実が陣を敷き、本多軍に奇襲を受けてしまったことで有名な鳶ヶ巣山砦です。長篠城からは豊川の対岸の小高いところに…

武田軍陣地跡の幟旗・新城市乗本・長篠

令和5年の大河ドラマ「どうする家康」に向けて地域を盛り上げようと、長篠城址周辺の武田軍の陣地跡3ヶ所に幟を立てました。一つ目は武田信実が陣を敷き、本多軍に奇襲を受けてしまったことで有名な鳶ヶ巣山砦です。長篠城からは豊川の対岸の小高いところに…

桃牛寺・的場

曹洞宗の和秀山桃牛寺は、天正4年(1576年)、菅沼定継の家臣城所道寿の孫丸山九郎左衛門吉之が結んだ庵が始まりです。最初に牛が東から木材を運んできたので東牛庵と呼ばました。行基作の十一面観音様を本尊としたそうです。関ヶ原の後、中国の古い詩から東を…

最勝院・東新町

秋葉神社のすぐ奥に浄土宗の最勝院があります。現在は一行山最勝院と言いますが、かつては新緑山三勝院と言われたそうです。門をくぐると可愛らしい道祖神がひっそりといらっしゃいました。自然石を使った庚申塔がかっこいいです。本堂はは享保8年の再建でし…