弁天橋・内井道南
新城で「赤い橋」と言ったら通じるくらい親しまれている橋。県道392号新城引佐線が豊川を渡るところに架かっています。
昭和31年(1956年)に造られ、橋長97.8m、橋幅5.3m。名前は橋の袂にある厳島神社に因んだものです。
橋幅に対して交通量が多く、危険であることから平成4年(1992年)に上流側には橋幅2.5mの歩道橋が架けられました。
ランガー橋と呼ばれるアーチ橋の一種で、真っ直ぐな橋桁の上にアーチを形成し、縦にまっすぐの鋼材で繋いでいます。
アーチはあくまでも力を逃すものであって、補鋼桁と呼ばれる橋桁の力が強いことがわかります。
この橋があるかないかで住民の生活が大きく変わります。そのため架橋の顕彰碑も少し離れたところに建てられています。