新城探訪記〜山の湊新城の神社・お寺

大好きな町、山の湊新城をご紹介。神社、お寺、石造物が中心になるのかな。有名なところはすっ飛ばして、コアなところばかりかもしれません。

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

鳳来寺道・寺林から大久保

豊栄の大當峯神社のそばに立派な常夜燈があります。火袋はコンクリート製に替えられています(神社の灯籠も同様です)。秋葉大権現と並んで峯の薬師様の名前が。これは鳳来寺のことです。銘は天保6年(1835年)。天保の大飢饉や大塩平八郎の乱、蛮社の獄の少し前…

大當峯神社・豊栄

151号線にパイバスができ、車通りが減った別所街道からほんの少し外れたところに大當峯(おおとうみね)神社があります。創建についてはよくわかりませんが、安永元年に社殿が再建されたと棟札に書かれているそうです。街道の曲がり角にあるためか、社殿と石段…

首洗池・竹広

長篠・設楽原の戦いで、戦死者の首を洗い、池が真っ赤に染まったという池。 元々は灌漑用に作られたため池で、国道151号線のバイパス工事に伴って整備され、公園化されました。ここらら細い道を入っていくと、設楽原歴史資料館や信玄塚があります。夏場にな…

中山砦史蹟公園・乗本

新東名の橋の脇に登っていく階段があります。ここを登ると、中山砦史蹟公園に着きます。親切な看板があり、目標設定ができます。元々は家康が長篠城攻略のために築いた付け城で、長篠・設楽原の戦いでは逆に勝頼に長篠城攻略のための五つの砦の一つとして利…

一筆啓上・東郷地区

「日本一短い手紙」として有名な手紙があります。「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」作者は鬼作左と呼ばれ恐れられた、本多作左衛門重次。家康の家来です。長篠・設楽原の戦いの折、陣中から奥方に書かれた手紙。どこで書かれたかははっきり分かり…