秋葉燈籠・大宮
国道151号線バイパスから大宮の交差点を南に少し下ったところに秋葉燈籠と小さなお堂があります。南を向いているのですが、すぐ隣に大宮大坪組公会堂があるため、いつも暗くてよく見えない場所です。朝、そこを通ったので立ち寄ってみました。
秋葉燈籠は、破損や風化が激しいですが、小さめで可愛らしい姿です。文字はシンプルな字体の薬研堀です。
元号は「文」の文字ははっきりわかるのですが、その次がわかりません。近隣の秋葉燈籠から考えると「文政」でしょうか。
火袋には何も入っておらず、煤けてもいないので、常夜燈としての機能は既にないようです。
隣のお堂には、二つの石碑が納められています。風雨から守られているので、どちらも比較的綺麗です。
左側は西国三十三観音の結願碑でしょうか。
延享3年の銘があります。1746年で、将軍が8代吉宗から9代家重に代わった翌年です。
右側はおそらく青面金剛像でしょう。庚申講で崇拝される天像ですね。
こちらは弘化4年の銘があります。1847年で、東郷平八郎が生まれた年です。
最近、元号に興味が出てきました。248個、覚えてみたいです。