岩波の吉祥院にもあった十王堂。市場の共同墓地にもありました。文化財保護のため、お堂は施錠されていますが、ガラス窓から中の様子を伺うことができます。
中央に阿弥陀如来、その右隣に閻魔王を祀り、その左右と下段に残りの十王が配置されています。三途の河原で死者の衣を剥ぎ取る奪衣婆の像もあります。いつごろ建てられたのかは分からないそうですが、平成8年の集会所改築までは今の集会所のところにあったそうです。詳しい説明も掲示されているので、市場の方々が大事にしているということがよく伝わってきます。
※別ブログより転載