秋葉燈籠とお地蔵様・清井田
新東名新城ICのランプウェイ脇に、立派な秋葉燈籠が立っています。
裏面を見ると文政3年(1820年)の銘があります。文政年間に秋葉燈籠や常夜燈を作るのが流行ったのでしょうか。
火袋には蝋燭の跡も電球もないので、現在はもう火が灯されていないのが分かります。
目の前にあるのが永観寺、その奥、国道151号線を越えた向こうのこんもりした森が諏訪神社です。この細い道が大切な道だったのでしょうか。
燈籠から永観寺を超えたあたりには、「奉納薬師如来」と書かれた石燈籠の下部だけがありました。宝暦8年(1758年)の銘があります。永観寺の二つのお堂に関係するものでしょうか。
この燈籠は竜舌蘭に隠されるように建っています。この竜舌蘭はいつ咲くのでしょうか。
国道151号線に出る辻には、小さなお地蔵様があります。光背がが欠けで、いつのものかも分かりませんが、花が供えられ、茶碗のお水も綺麗なものです。