2022-10-02 秋葉燈籠・西新町 常夜燈 西新町公民館と観音堂の前にがっしりとした秋葉燈籠あります。裏面には寛政年間の銘があります。火袋には裸電球が。夜になると自動的に灯りが灯るタイプのようです。どうして伊奈街道からも外れたこんな路地にあるのか不思議に思って調べてみました。近くの八幡宮の表参道から、弁天通の厳島神社へ、旧東海銀行前へ、そして現在地へと、何度も移設されているようです。しかしその度に燈籠から100m以内の場所で火事が起こったそうです。最後は銀行の拡張に伴って地区に移動のお願いが来たそうですが、火事を恐れた住民が嫌がり、銀行がお金を出して秋葉神社へのバスでのお祓い詣でまで行われたそうです。 この日は近づくお祭の話し合いで公民館の電気が灯っていましたが、いつもは暗い路地を煌々と照らしてくれる頼もしい燈籠です。 この燈籠に会いに、ついつい夜の散歩でこの前を通ってしまう筆者です。