金毘羅権現は山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神様です。海上交通の守り神とされ、特に船乗りから信仰されてきました。海を見下ろす山岳部に鎮座していることが多いです。明治の廃仏毀釈で金毘羅神社と呼ばれるようになりましたが、石碑などにはまだまだ金毘羅大権現とか書かれることが多いようです。
ここの神社には鳥居がなく、不思議な形の石が参道入り口の脇にあります。境内には庚申塚やお稲荷さんもあります。
社殿には金毘羅神社の文字と一緒に姥神神社の文字もあります。こちらの神様は子どもが咳が止まらない時にお参りすると咳を止めてくれるそうです。ぜひ、コロナ禍の今、お参りしてはいかがでしょうか。