住宅地の細い道を奥に進んだ所にある、ひっそりとした神社です。しかし、宗高の人は交代で掃除をし、毎年ささやかな祭礼をしています。社殿の老朽化で建て直すべきか、小さな祠に建て替えるかも話し合われています。
実は大切なのは、社殿ではなく、もう少し奥に進んだ場所にある小さな祠。中にはたくさんのお狐さまと供えられた油揚げ。ここのお稲荷様に失くし物をお願いすると見つかると言われています。見つかったお礼には油揚げを供えます。最近も誰かお願いしたんですね。更に火儺にもご利益があり、昔は夜になると白い狐が宗高村の見回りをしてくれていたそうで、この辺りでは火事が少ないんですよ。