日吉神社の北側、通りからは少し外れたところに広場があります。よく見ると石段やお堂があり、見る人が見るとお寺だということが分かります。逆を言えば、ほとんどの人が気づかないでしょう。
そう思って見れば、何となく参道に見えます。
花頭窓が無ければ普通の住宅ですね。
以前境内にあった木の一部なのでしょうか。独特の書体で、子どもの漢字テストだとバツが付いてしまいますね。
本堂裏には昔のお堂の瓦が残っていました。きっと立派なお堂だったのでしょう。
屋根の上を見ると鴟尾の部分に
狛犬らしきものが。
変わった形ですが、井戸のようです。ここに墓地もあったのでしょう。
本堂から少し離れた木陰に三界萬霊の碑がありました。
調べてみると、善勝寺は
曹洞宗のお寺で
山号は竜沢山、ご本尊は
地蔵菩薩です。16世紀頃に創建されたようですが、詳しい記録がありません。残っている記録には善勝庵、善昌庵、全照庵などとも書かれています。同じ地区にあった同宗の竜下山増泉寺を
明治6年に併合したそうです。ちょっと調べただけですが、塩沢の方よりも詳しくなったかもしれません。