十王堂と六地蔵・西新町
観音堂の前には十王堂があり、いろいろな石造物も並んでいます。
この地区には七戸詣というものがあって、お寺やお堂を巡りながら提灯を納めていく行事があるそうです。今年の8月には前の道にずらりと行列ができたそうです。
普段は閉まっていますが、たまたま開けて見せてもらえました。江戸か明治のものでしょうか。予想よりも小さくかわいらしい十王様方がお座りになっています。
十王堂の東側にはある石造物の中には、昔、目の悪い方が亡くなった折に裏の崖に建てられた石塔があるようです。お茶湯を供えると眼病に効くと言われ、大切にされてきました。どれかはよくわかりませんが、今でもきれいな榊が供えられています。
優しいお顔の如意輪観音様もいらっしゃいます。