2022-09-29 橋向秋葉神社常夜燈・橋向 常夜燈 新城駅北側の富永神社のそのまた北側に、解体された常夜燈がひっそりと置かれています。これは橋向にあった秋葉神社の常夜燈を移設したものです。200年が経過し、風化、損傷が激しく、安全のために富永神社境内に納められたものです。すぐ隣にこども園もあり、倒れては危険なので木の枠組みで固定されています。本来見えない接着部が見えるのが珍しいです。彫りの深い書体でしっかりと秋葉山の文字が確認できます。すぐ近くには神秘的な雰囲気を醸し出す巨木があり、根元には小さな祠もありました。 本来常夜燈があった場所には、明治に地域の方の寄付で作られた基壇だけが残っています。 今までに何人の人がこの階段を登って蝋燭を灯したのでしょうか。筆者も地域で当番が回って来るので親近感が湧きます。 損傷が激しいですが、こちらも彫りの深い装飾がされています。 その昔は「杉山道」と言われたこの道。今は狭い路地裏ですが、昔はたくさんの旅人が通ったことを想像して、なんだかニヤニヤしてしまいます。