馬頭観音像・長者平

鴨ヶ谷口のバス停近くでかわいい石仏を見つけました。三面六臂の馬頭観音様かと思います。臂とは膝のこと、つまり6本の腕ということです。でもよく見ると、8本に見えるのは私の見間違いでしょうか。

台座部分には「惣村中」の文字があります。「惣」とは、自立組織として村が結束し、神社の祭礼や農業の共同作業、戦乱に対する自衛などを通じて村民の結合を強めたものです。「一番小さな国家」とも言われます。雨の中で、作手という小さな国家を見守り続けてくれる観音様に手を合わせてきました。
※別ブログより転載