2022-06-06 石仏群・中河内 中河内の道端には、たくさんの石仏があります。南中河内の細い路地に入っていくと、早速馬頭観音をいくつか見つけました。この馬頭観音はとても立派なもので、つい最近のものかと思いきや、文久三年の銘がありました。文久三年とは1863年、生麦事件の翌年で、日本が開国だ、尊王攘夷だ、と揺れていた頃です。馬頭観音は本来憤怒の表情なのですが、作手のものはどれも穏やかな表情ですね。馬頭観音の横には夫婦を模した道祖神もありました。※別ブログより転載