黒瀬から中河内へ抜ける道の辻に、小さな石仏があります。実は石仏好きの筆者のために、3年生の女の子が教えてくれたものです。風化によって左半分が欠けてしまっていますが、馬頭観音かと思われます。馬頭観音は馬による物資輸送の安全を祈願して建てられることが多いです。ということはこの辻は古くからの輸送街道ということになります。お花を生ける筒があることからも、今なお現役で辻を往来する人々を見守ってくれていることがわかります。
そして、その観音像が見つめる先には馬ではなく牛が…。その牛たちは突然現れた私を見つめていました。
※別ブログより転載