白鳥神社・滝川

　七久保不動への道に入ってすぐのところにありますが、知らないと見過ごしてしまいます。境内はしっかりと掃き清められ、地域の方が大切にしているのがわかります。車で行くと西側から入りますが、東側から細い参道を通って、南側の立派な鳥居から入ると、森の音が聞こえてきそうです。石仏や名号碑もあり、神仏習合の名残も感じます。

　横川地区は明治11年に横山村と滝川村が合併して生まれました。こちらは滝川村ですが、横山村にも白鳥神社があり、ともに日本尊命を祀っています。面白いのは、場所はかなり離れているのに、どちらも住所が横川宮ノ前であること。番地まで似ています。想像するに、もともとは滝川字宮ノ前と横山字宮ノ前だったのでしょう。今度は横山の白鳥神社も訪ねてみます。