2022-06-05から1日間の記事一覧
善夫の涼風の里の向かい側、集会所の林の中にひっそりと徳住上人の名号碑があります。独特の文字で書かれた徳住上人の名号碑は、師匠の徳本上人のものと合わせて、市内に11箇所ありますが、そのうち五つが作手にあります。上人について知りたい方は、設楽原…
市役所作手支所のすぐ近く、延長山正眼寺を訪れました。臨済宗永源寺派で、嘉慶2年(1388年)の創建です。元々松源庵とあったそうですが、天正年間に兵火に遭い、慶安年間に再興された時に現在の寺号に改めたそうです。境内にかつての鬼瓦が保管されています。…
作手には珍しい、真言宗御室派の古刹です。一説によると聖徳太子の開創で、古くは田源山、現在は金輪山と号しています。真言宗二世の真済僧正が御本尊の十一面観音の手を直したことが「作手」の由来だという説もあります。鎌倉期の作である木造仁王像が力強…
旧巴小学校の横を通るとき、木や草に隠れた看板がちらりと見えることが気になっていました。絡まった蔦を取り除き、紫陽花の枝を少しどかせてみると、そこが姫塚という奥平貞久の夫人の墳墓だということがわかりました。すぐ近くには貞久の墳墓である武人塚…