新城探訪記〜山の湊新城の神社・お寺

大好きな町、山の湊新城をご紹介。神社、お寺、石造物が中心になるのかな。有名なところはすっ飛ばして、コアなところばかりかもしれません。

石雲寺・名号

臨済宗方広寺派の石雲寺は、永禄元年(1558年)に琪庵霊光和尚によって創建されました。当初は名号山石雲庵と称したようですが、いつの頃からか永源山石雲寺と改められたようです。
IMG_5237
ご本尊は虚空蔵菩薩で、宝暦3年(1753年)の地蔵菩薩の掛け軸を所蔵しています。扁額は山岡鉄舟の筆によるものだと伝えられています。
IMG_5235
豊鳳二十一弘法大師二十番札所、東三河四郡弘法大師五十八番札所でもあります。
IMG_5272
境内には小さな弁天池があり、立派な弁天堂もあります。池では鯉や家鴨が優雅に泳いでいます。
IMG_5242
IMG_5239
まだ梅の花の時期には早いようですが、少しだけ咲いていました。昭和3年に16代和尚が寺の畑に200本もの梅の苗を植え、鳳来梅の先進地となりました。

IMG_5248
毎年節分の頃には、梅の木の根元に小さな節分草が白い花をつけます。
IMG_5266
小さな可憐な花を見ようと、いろいろなナンバーの車が訪れていました。
IMG_5254
高く可愛い声が聞こえると思ったら、すぐそばでジョウビタキが遊んでいました。
IMG_5261
帰りには、一緒に行った娘にせがまれて、五平餅を買って帰りました。境内には味噌の香ばしい香りが漂っていました。
IMG_5271