新東名の設楽原パーキングエリアへの道の途中にぽつんと看板があります。ここには平成の初めまで白山社の木造の祠があったそうです。長篠・設楽原の戦いで、鳥居強右衛門と共に救援を求めるために岡崎まで走った鈴木金七の生誕地に近く、金七ゆかりの鈴木家がお祭りをしていたそうです。作手の田代に帰農した金七が天正5年に祭に参加し、鈴木家保管の「宮座の覚」に「田代村 金七郎」と記されているそうです。
ここから林道を通って、強右衛門と金七が無事に城から抜け出せたことを城内に知らせたのろし場に行けるそうです。看板のすぐ横には竹藪に入る道がありましたが、なんだか異世界に繋がっていそうなので、入るのはやめておきました。
